水中めがね∞プロデュース公演
1991
~バブル崩壊と共に生まれた我々が、違う窓から見たモロモロ~
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■1991年度生まれの若手振付家たちによる、「時代」を見つめるオムニバス
2015年夏に初のダンスでの単独公演を成功させ、先日開催された「NEXTREAM21 in Rikkoukai 2017」では優秀賞を受賞した「水中めがね∞」。その水中めがね∞が満を持して、自らと同世代である1991年度生まれの若手振付家7組を集めたオムニバス公演を行います。
今回の企画に集うのは、水中めがね∞の中川絢音が自身の活動の中で出会った同い年の振付家たちです。
「別々の環境でダンスを学んできた同世代の作品を見比べてみたい」
「同じ時代に生まれたのに、違う価値観や感性で作品創作をする同世代が気になる」
「コンペティションではない場で、もっと自由に作品を発表する機会がほしい」
「同世代のネットワークから、若手のダンスシーンを更に盛り上げたい」
様々な振付家やダンサーから寄せられたこのような声を中川がまとめ、この企画は発足しました。バラバラに活動していた人々がこの企画を通して出会い、切磋琢磨する中で、この先の活動に繋がるような有意義な作品創作を行うことを目指します。
今回の共通テーマとして扱うのは「時代」です。バブル崩壊と共にこの世に生を受けた我々1991年度生まれ世代は、地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災、米国同時多発テロ、イラク戦争、東日本大震災など、様々なニュースと共に育ちました。また、ゆとり教育、サブカルチャーの台頭、インターネットやSNSの普及など、これまでの世代とは違う発育環境や文化とのふれあいにより、新しい視座、感覚を持った世代として2017年のいまを生きているのではないでしょうか。その肌感覚を投影し、より切実でオリジナリティ溢れる、エネルギッシュな作品を創作します。
いまが旬の若手振付家たちによる競演に、是非ご期待ください!
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